新・旧ロゴマーク

変更してから間もない頃に調査したこともあるでしょうが、長い間親しまれた旧ロゴのデザインから新しいものに慣れるまで、少々時間がかかるかもしれません。また、消費者にとっても、企業を認知するための重要な足がかりとなります。新しいロゴの評価は「親しみやすい」、「わかりやすい」などの意見がある一方で、「旧ロゴの方が良かった」という意見が大多数を占めました。そのため、消費者に長年親しまれてきたロゴマークを変更することになった場合は、企業にとってブランディング戦略の大きな転機となるでしょう。 やわらかな書体を用いて、頭文字を小文字にし、「食と健康」をテーマにした企業らしく、明るさとお客様との温かいつながりを表しているそうです。また、「iji」には、みんなが寄り添って支え合う姿を表しているそうです。それでは、最近変更されたロゴマークを取り上げて、新しいロゴマークに対する消費者の評価を調査します。私たちの生活に寄り添うことと、社会的な責任を負う国の代表的な企業としての思想、それらをデザインだけで表すのは難しいのかもしれません。 明治製菓・・・2009年8月に新しいブランドマークを発表し、お馴染みの板チョコも新しいロゴに変更されました。現代では、携帯電話は消費者の生活に必要不可欠なものになっています。一方、新しいロゴは、「優しさなど人間味を込め、未来への可能性のある安心感や信頼感を表した、親しみやすくシンプルなデザインになりました。色調は同じ赤ですが、旧ロゴは力強いイメージで、新しいロゴは優しいイメージを受けます。 NTTドコモ・・・旧ロゴは「NTT DoCoMo」に点と線が記され、はっきりとした色や字体で、災害が発生した際などのライフラインとしても役立つように、たくましさを感じるデザインでした。ロゴマークは、企業のもつコンセプトやビジョンを視覚化することによって、ブランドと消費者をつなぎ、ブランディングを確立する要素となります。ところが、評価としては、旧ロゴを支持する意見が多いようで、「新ロゴの方が企業姿勢を感じる」という評価があまりなかったようです。